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こんにちは。髪質改善特化の美容師、星野聖也です。
「髪質改善縮毛矯正って、どのくらい持つの?」「次はいつかければいい?」——サロンでとてもよく聞かれる質問です。
先に結論をお伝えします。一度かけた部分のクセは、基本的に戻りません。ただし根元からは元のクセの髪が新しく生えてくるため、かけ直しの目安は3〜6ヶ月に1回程度。髪の長さやクセの強さで変わります。
この記事では、持ちの仕組み、あなたに合った頻度の目安、そして自宅でできる長持ちのコツまでまとめて解説します。なお、普通の縮毛矯正との違いがまだ曖昧な方は、先にこちらの記事を読むと理解がスムーズです。
→ 縮毛矯正と髪質改善縮毛矯正の違いは?美容師がわかりやすく解説
髪質改善縮毛矯正の持ちはどのくらい?【結論】
結論から言うと、薬剤とアイロンでまっすぐにした部分は、基本的にクセが戻ることはありません。
「え、じゃあ一生ストレートなの?」と思いますよね。ここが一番誤解されやすいポイントです。
髪は根元から1ヶ月に約1.1cm伸びると言われています。そして、新しく生えてくる髪はもともとのクセを持ったままです。つまり——
- かけた部分:ストレートのまま
- 新しく伸びた根元:元のクセで生えてくる
時間がたつと根元だけがうねってきて、「取れてきた」ように感じる。これが「持ち」の正体です。施術の効果が消えるのではなく、新しい髪が増えることで気になってくる、というイメージですね。
私のお客様でも「半年前にかけた毛先はサラサラのまま。でも根元が気になってきた」という方がほとんどです。だからこそ、かけ直しは「全体にもう一度」ではなく「伸びた根元だけ」が基本になります(詳しくは後述します)。
そもそも「髪質改善って何?」という方は、こちらで種類や仕組みを解説しています。
→ 髪質改善とは?美容師が種類・仕組み・効果をわかりやすく解説
「持ち」には2つの意味がある
実は「持ち」と一口に言っても、意味が2つあります。ここを分けて考えると、モヤモヤがスッキリします。
① ストレートの持ち
まっすぐさの持続のこと。前述のとおり、かけた部分は基本的に戻りません。「持ち=根元が伸びて気になるまでの期間」と考えるのが正確です。
② ツヤ・手触りの持ち
髪質改善縮毛矯正は、クセを伸ばすと同時に髪の内部に栄養を補いながら仕上げる施術です。この「ツヤツヤ・うるうる」の質感は、シャンプーのたびに少しずつ穏やかになっていきます。目安は1〜3ヶ月程度。ストレートは続いていても、質感は徐々に落ち着く。この差が「持ちが悪くなった?」と感じる原因になりやすいんです。
つまり、まっすぐさは長持ち、ツヤ感はケア次第。後半で紹介する自宅ケアは、主に②を長持ちさせるためのものです。
かけ直しの最適な頻度は?髪の長さ・クセ別の目安
結論:平均すると3〜6ヶ月に1回が目安です。ただし、髪の長さとクセの強さで最適な間隔は変わります。
理由はシンプルで、短い髪ほど根元の伸びが目立ちやすいからです。ショートは全体に対して根元の割合が大きく、少し伸びただけでシルエットが崩れがち。逆にロングは毛先の重みでうねりが伸ばされるので、多少根元が伸びても気になりにくいんです。
下の表を「次いつかける?」の目安にしてみてください。

| 髪の長さ | クセが強め | クセが弱め〜中くらい |
|---|---|---|
| ショート | 2〜4ヶ月に1回 | 3〜6ヶ月に1回 |
| ミディアム | 3〜6ヶ月に1回 | 6〜8ヶ月に1回 |
| ロング | 3〜6ヶ月に1回 | 6ヶ月〜1年に1回 |
あくまで一般的な目安です。梅雨前にかけたい、イベントに合わせたいなど、ライフスタイルによっても最適なタイミングは変わります。担当の美容師さんと相談しながら決めるのがいちばん確実です。
そして大事なのが、かけ直しは「リタッチ」=伸びた根元だけにかけるのが基本ということ。すでにストレートになっている部分には薬剤を重ねず、新しく生えた部分だけを整えます。これが髪への負担を最小限にするコツです。
頻度を間違えるとどうなる?
頻度は「早すぎ」も「遅すぎ」も、それぞれデメリットがあります。
早すぎる場合(2ヶ月おきなど)
まだ根元がほとんど伸びていない状態でかけると、すでに施術した部分にまで薬剤やアイロンの熱が重なりやすくなります。同じ場所に何度も施術が重なると、ダメージが蓄積して手触りが硬くなる原因に。「ツヤが落ち着いてきたから」という理由でのかけ直しは、実はトリートメントで十分な場合も多いです。
遅すぎる場合(1年以上あくなど)
根元のうねりが長く伸びて、毛先のストレート部分との「段差」がはっきりしてきます。こうなると朝のスタイリングでアイロンに頼る日が増え、毎日の熱でかえって髪が傷みやすくなることも。うねった部分が長いほど施術の難易度も上がるので、「扱いにくいな」と感じ始めたら早めの相談がおすすめです。
持ちを良くする4つのコツ
ここからは、ツヤと手触りを長持ちさせるための自宅ケアです。私がサロンでお客様に必ずお伝えしている4つを紹介します。

① 結ぶなら「ゆるく・低く・キツくしない」
施術後、髪を結ぶこと自体は大丈夫です。ただしキツく結ぶと跡がつきやすくなるので、シュシュやスパイラルゴムなど跡がつきにくいゴムで、ゆるく低い位置に結ぶのがポイント。帰宅したらすぐほどく習慣をつけると、さらに安心です。同じ位置でキツく結び続けるのは、うねり跡の原因になりやすいので注意してください。当日のシャンプーについてはFAQで詳しく触れます。
② その日のうちに、根元から乾かす
自然乾燥は厳禁です。濡れた髪は表面のうろこ状のフタ(キューティクル)が開いていて、栄養もうるおいも逃げやすい状態。お風呂上がりはできるだけ早く、根元→中間→毛先の順で乾かしましょう。上から下に風を当てると、表面が整ってツヤが出やすくなります。
③ アイロン・コテは温度控えめに
アイロンやコテを使う場合は、140〜160℃程度の低めの温度で。180℃以上の高温を毎日当てると、施術で整えた質感が早く落ちてしまいます。
ちなみに、私がサロンワークで使っているのはリファの「パワーストレートアイロン プロ」です。温度を細かく設定できるので、低めの温度でもツヤを出しやすく、髪への負担を抑えられます。
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④ シャンプーは「洗浄力のやさしいタイプ」を
洗浄力の強いシャンプーは、髪の内部に補った栄養分まで洗い流しやすくなります。「しっとり」「ダメージケア用」などと書かれた、洗い上がりがきしまないタイプを選びましょう。迷ったら、施術したサロンでおすすめを聞くのが早いです。
ちなみに私のサロンで使っているのはオージュアです。ラインがとても豊富で、髪質によって合うものが変わるので、通販ではなくサロンで髪を見てもらいながら選ぶのがおすすめです。
この4つ、特別な道具は何もいりません。「乾かす・こすらない・高温を避ける」を意識するだけで、仕上がりの質感がぐっと長持ちしやすくなりますよ。
持ちが悪くなるNG習慣
逆に、サロンでよく見かける「もったいない…!」な習慣がこちらです。1つでも当てはまったら、今日から見直してみてください。
- 濡れたまま寝る:枕との摩擦で髪の表面が傷み、うねりや広がりの原因に。いちばん多いNGです
- 自然乾燥(タオルターバンで放置):開いたキューティクルから、うるおいが逃げ続けます
- 毎日180℃以上のアイロン:高温の積み重ねは、質感低下の近道です
- タオルでゴシゴシこする:摩擦は髪の大敵。タオルは「はさんで押さえる」が正解
- セルフカラー:市販のカラー剤は髪への負担が大きくなりがちです。施術直後に限らず、なるべく控えるのがおすすめ。カラーをしたいときはサロンで相談を
実際、「持ちが悪い気がする」とご相談いただいたお客様の乾かし方を聞いてみると、自然乾燥だった…というケースは本当に多いです。ドライヤーを丁寧にかけるだけで、体感がかなり変わります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 施術した当日、シャンプーしてもいいですか?
A. 当日のシャンプーは控えるのがおすすめです。形が落ち着くまで少し時間をおきたいので、洗うのは翌日からにしましょう。どうしても気になる日は、ぬるま湯で軽く流すだけにしておくと安心です。
Q2. 根元だけ、部分的にかけ直せますか?
A. かけられます。むしろ2回目以降は、伸びた根元だけにかける「リタッチ」が基本です。すでにストレートの部分に薬剤を重ねないので、ダメージを抑えながらキレイを保てます。
Q3. 髪質改善トリートメントと併用できますか?
A. 相性は良い組み合わせです。ストレートの土台は縮毛矯正で作り、間の期間のツヤ・手触りをトリートメントで補う、という使い分けをおすすめしています。トリートメントの効果と持ちについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 髪質改善トリートメントの効果と持ちは?美容師がわかりやすく解説
Q4. カラーと同時にできますか?
A. 髪の状態によります。同日に行えるケースもあれば、髪への負担を考えて1〜2週間あける提案をするケースもあります。カウンセリングで髪の状態を見て判断するので、希望は最初に伝えてもらえるとスムーズです。
Q5. 「取れてきた気がする」のですが、失敗ですか?
A. 多くの場合、失敗ではなく「根元の新しい髪が伸びてきた」か「表面のツヤ感が落ち着いてきた」かのどちらかです。かけた部分のクセが戻ることは基本的にありません。気になるうねりが根元なのか毛先なのかをチェックして、サロンで相談してみてください。
まとめ:持ちの仕組みがわかれば、頻度はこわくない
最後に、この記事の要点です。
- かけた部分のクセは基本的に戻らない。「持ち」の正体は根元の新しい髪
- かけ直しの目安は平均3〜6ヶ月に1回。長さとクセで変わる
- 2回目以降は根元だけの「リタッチ」が基本
- ツヤ・手触りの持ちはケア次第。「早く乾かす・こすらない・高温を避ける」
- 濡れたまま寝る・自然乾燥は今日から卒業
自分の髪に合う頻度は、髪の長さ・クセ・毎日の過ごし方で一人ひとり違います。この記事の目安をベースに、担当の美容師さんとベストなペースを見つけてくださいね。
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